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「近松心中物語」

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

「近松心中物語」

華やかな元禄の遊郭。 大阪新町に咲く二組の恋の炎
格差が問われる現在に響く、新たな「近松心中物語」
作家・秋元松代の名作にして、蜷川幸雄の代表作に長塚圭史・新芸術監督が挑む!

飛脚宿 亀屋の養子で、一途でまじめな 忠兵衛(田中哲司)が、郭町で偶然出会った遊女・ 梅川(笹本玲奈)を見初めてしまったことで始まる元禄の悲恋。その二人の恋を後押ししようと、自分の店にあった金を無断で貸してしまう、忠兵衛の幼馴染で古道具屋の婿養子・与兵衛(松田龍平)と、与兵衛を心から慕っている女房の お亀(石橋静河) 。
はじめは純粋な恋心と親切心だったはずが、そのために金に追い詰められ、世間から逃げ出さざるを得なくなる元禄時代の二組の恋の物語は、格差が問われる現代の私たちに驚くほど重なります 。
こうした思いを反映して、近松の世話物としては意外性が際立つビジュアルとなりました。
舞台音楽を HIP HOP 界の重鎮ともいえるスチャダラパーに託し、さらにこれまで50名規模のキャストで上演されてきた名作舞台を、19名の実力派キャストが複数の役を演じ分けて上演する という KAAT 神奈川芸術劇場の新芸術監督、長塚圭史 の意欲作です。芸術監督就任後、初めてとなる長塚圭史 の「新演出」作品が枚方にやってきます。どうぞお楽しみください!

[関西医大 大ホール座席表]

オンラインチケット予約

概要

日程 2021年10月13日(水)
時間 14:00開演(13:00開場)
会場 (本館)関西医大 大ホール
料金

A席 7,000 円 B席 5,000 円
(全席指定・消費税込)

チケット発売日 会員先行(電話・WEB) 2021年8月7日(土)
一般(電話・WEB) 2021年8月18日(水)
一般(窓口) 2021年8月19日(木)※残席がある場合のみ
※各日10:00より発売
秋元 松代
演出 長塚 圭史
音楽 スチャダラパー
出演 田中哲司/松田龍平、笹本玲奈/石橋静河

綾田俊樹、石橋亜希子、山口雅義、清水葉月、章平、青山美郷、
辻本耕志、益山寛司、延増静美、松田洋治、蔵下穂波   他

朝海ひかる、石倉三郎
あらすじ 物語は元禄時代、大阪・新町(遊郭街)で始まる。
真面目な飛脚宿 亀屋の養子・忠兵衛は、新町の遊女・梅川に出会い、互いに一目で恋に落ちる。
梅川に、さるお大尽からの身請け話が持ち上がる。
金に困った忠兵衛は、幼馴染みの古道具商傘屋の婿養子・与兵衛に金を借りにいく。
与兵衛が快く貸してくれた50両で、梅川の身請けの手付金を払い安堵する忠兵衛と梅川の元に、
大尽からの身請けの後金 300 両が届いてしまう。
一方、お人よしで心優しい与兵衛は、与兵衛に恋い焦がれる女房のお亀、舅姑とともに、
大店の婿養子として身の置き所のない想いを抱いて暮らしていたのだった。

忠兵衛と梅川、与兵衛とお亀。華やかな元禄の世に生きる境遇の違う男女二組 。
恋い焦がれる人と共にいるために心中を選ぶ、それぞれの恋の炎を描く・・・ 。
チケットのお申込み 枚方市総合文化芸術センター WEB https://hirakata-arts.jp/ticket/
チケットデスク 0570-008-310(ナビダイヤル)受付時間(10:00~17:00)
窓口 枚方市総合文化芸術センター別館 大阪府枚方市新町2丁目1-5(10:00~20:00)

チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード 506-916]
ローソンチケット https://l-tike.com/[Lコード 52136 ]
イープラス https://eplus.jp/
ひらかた観光ステーション(窓口販売のみ)大阪府枚方市岡東町19-1京阪電車「枚方市」下車、東改札口正面

未就学児童のご入場はご遠慮ください。
やむを得ない事情により、内容が変更となる場合がございます。
駐車場(有料)に限りがあります。公共交通機関をご利用ください。
お問い合わせ 枚方市総合文化芸術センター別館
電話受付 072-843-5551(9:30~20:00/火曜休館、祝日除く)
注意事項 ご来場されるお客様へのお願い

●入場者数を制限して販売する場合がございます。
●ご入場の際、検温を行います。37.5℃以上の発熱など症状がある場合、入場をご遠慮いただきます。
●必ずマスクを着用願います。(マウスシールド不可)
●手洗い、手指消毒にご協力ください。
●出演者へのプレゼント、入待ち、出待ちはご遠慮ください。
●感染の再拡大により、公演の中止や、出演者、公演内容、座席配置等が変更となる場合がございます。

Profileプロフィール

【作】秋元 松代
【作】秋元 松代

1911年横浜生まれ。三好十郎主宰の戯曲研究会に入り、「劇作」誌上に処女作『軽塵』 (1947年)を発表したのをはじめ『芦の花』『礼服』などを著し、一躍脚光を浴びる。その後 『日々の敵』『婚期』が俳優座で立て続けに上演されるなど、劇作家として恵まれたスタートをきる。また、ラジオドラマ 『蝶の夢』(1951 年)を執筆し、この分野の先駆者的役割も果たした。 初期作品は女性を 主人公にした家庭ものであったが、1960 年に上演された『村岡伊平治伝』(芸術祭奨励賞) あたりからテーマは社会性を帯びるようになり、『常陸坊海尊』(1964年/田村俊子賞) 『かさぶた式部考』(1968年/毎日芸術賞)、『アディオス号の歌』(1975年/紀伊國屋 演劇賞)『七人みさき』(1975 年/読売文学賞)など秋元戯曲の代表作を書き上げる。 1979年より、蜷川幸雄とコンビを組んで『近松心中物語』(菊田一夫演劇賞)、『元禄港歌』 (1980 年)、『南北恋物語』(1982 年)を次々と上演した。また元NHKの看板ディレクター 和田勉とのコンビで、『心中宵庚申』(1984 年)『おさんの恋』(1985 年)『但馬屋のお夏』 (1986 年)と、太地喜和子主演のテレビドラマを年一作のペースで発表してきた。1986 年を最後に創作活動は絶った が、以降も多くの作品が上演され続け、2001年4月『近松心中物語』が千回公演を迎えた同月24日、九十才で没。

【演出】長塚 圭史
【演出】長塚 圭史

劇作家・演出家・俳優。 1996 年、阿佐ヶ谷スパイダースを旗揚げし、全作品の作・演出を手がけている。 2008年、文化庁新進芸術家海外研修制度にて1 年間ロンドンに留学。 帰国後の11 年、ソロプロジェクト・葛河思潮社を始動、三好十郎作『浮標(ぶい)』『冒し た者』ハロルド・ピンター作『背信』を上演。また17年4 月には、福田転球、山内圭哉ら と新ユニット・新ロイヤル大衆舎を結成し北條秀司の傑作『王将』三部作を下北沢・小劇 場楽園で上演。また、同年よりKAAT プロデュース作品に演出家として参画し、『作者を 探す六人の登場人物』(17年)、『セールスマンの死』(18年)。2019年12 月には秋元松 代作『常陸坊海尊』を上演 近年の舞台作品に、『イーハトーボの劇列車』(演出)、『MAKOTO』(作・演出・出演)、 『ハングマン』(演出・出演)、『かがみのかなたはたなかのなかに』(作・演出・出演)、『プレイヤー』(演出)など。読売演劇大賞 優秀演出家賞など受賞歴多数。また俳優としても連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、『グーグーだって猫である』(シリー ズ/WOWOW)、映画『花筐/HANAGATAMI』などで活躍。 2019年4月、KAAT神奈川芸術劇場芸術参与に就任。2021年4月同劇場芸術監督就任予定。

【音楽】スチャダラパー
【音楽】スチャダラパー

ANI 、 Bose 、 SHINCO の 3 人からなるラップグループ。 1 990 年にデビューし、 1 99 4 年『今夜はブギー・バック』が話題となる。以来ヒップホ ップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。デビュー 25 周年となる 20 1 5 年にアルバム『 1 2 1 2 』をリリース。 20 16 年に『スチャダラ 20 16 LB 春まつり 』を開催し、ミニアルバム『あにしんぼう』をリリース。 20 1 8 年 4 月に日比谷野外大音楽堂で『スチャダラパー・シングス』を開催し、ライ ブ会場限定販売となる 4 曲入り CD 『スチャダパー・シングス』を発売。 デビュー 30 周年を迎える 2020 年にアルバム『シン・スチャダラ大作戦』を発売した。 20 20 年 1 2 月に恵比寿 LIQUIDROOM にて開催されたライブ『スチャダラパーのココロのベスト 1 0 2020 』、 202 1 年 3 月 2 1 日に TSUTAYA O EAST で開催された、『サブスク LIVE presents スチャダラパー× never young beach 』のライブ映像がサブスク LIVE にて配信中。

見どころ

見どころ1
上演にあたって(演出家コメント)

元禄の世に咲いた境遇の違う二つの恋の情景は、
格差を問われる現在 により深く突き刺さります。
この戯曲の煌びやかさの本性を改めて炙り出し、
台詞の深淵を紐解いて、現在ここに追い詰められた生の肉体を描き出したいのです。
金に追い詰められる 忠兵衛 と 梅川 のあまりに切ない境涯と、
裕福ながらも自ら堕ちることに愛を見出す若い お亀 の純真。
そしてそうした世間と折り合いがつかぬかのように
この情景を心に留めて次代へ繋がってゆく 与兵衛 。
この四人の人間模様を現代に抽出したい。
神奈川県が生んだ稀代の劇作家秋元松代の代表作。
KAAT 神奈川芸術劇場初のシーズン制、演出第一弾に決めたことは
必然と言って過言ではありません。
近松門左衛門の浄瑠璃から元禄の人間模様を力強く現在に描き出した
秋元戯曲の台詞の力を体現出来ればと。

長塚圭史